いかアニサキスと言えば「イカ」。
イカの胴体を切り開いたら、数えきれないほどのアニサキスが…。
これは「アニサキス」という寄生虫を思い知らせるための、大げさな話だと思っていましたが、実際にあった話だそうです。サバやスケトウダラ、アジなどアニサキスが見付かる魚はたくさんあり、切り身の中にもトグロを巻いた状態で死んでいるのを目にすることはあるようです。新鮮なさばきたての場合は、生きている可能性が高いです。(恐ろしい…)


イカの中でも12月~3月が旬である“するめイカ(まイカ)”には特に寄生虫が多く潜んでいると言われます。潜んでいるのは内臓がある方、皮をはぐのが表ならその裏側です。薄い身の中に白い糸くずのように見えたり、とぐろを巻いていたりするのがそれです。こりこりと爪でひっかくと容易に取り出せます。取り出した糸くずのようなアニサキスはよく見ると、動いているのが分かるそうですよ。(見たくないですけど…)

ところで旬の季節になると、スーパーではカチンコチンに凍っているするめイカが山積みになっているのをご存知ですか?日本の沿岸には産卵をするためにやってくるため、決まった地域では冬から春先に旬を迎えます。栄養も豊富で他のイカと比べると、肝が小さくて取り出しやすく、皮もはがれやすいので下ごしらえは楽な方です。こうした条件が揃ってしまうと、家庭でさばく確率も高いことが伺えます。

イカのお刺身は本当においしいいですよね。アニサキスの存在を知らなければ…。
ところで、冷凍してあるイカの刺身にもアニサキスはいるの?




スーパーで売られているイカのお刺身。これらは大量に釣られてから瞬時に凍らせる急速凍結がなされています。しかも家庭の冷凍庫より温度も低く、カチンコチンに凍るため解凍されても鮮度が保たれているのです。アニサキスにとって、この過酷な環境は死を意味しています。
要するに、冷凍処理がされているお刺身なら安心ということです。

いか刺「アニサキスはいるの?」に関しては、おそらくいるでしょう。ただ、すでに死んでいるので食べても無害です。
余談ですが、イカには「ニベリニア」という寄生虫もいるそうですが、これは生食しても無害だそうです。米粒みたいな白い…。もうこれ以上やめておきましょう。イカが食べられなくなりそうです。

新鮮なイカを手に入れた場合は、無理にお刺身にして食べないでください。ご自分で虫を取り出せる、冷凍処理が出来る、ならよいのですが家庭の冷凍庫で冷凍しても生き延びるアニサキスがいるそうです。

どうしても食べたい時は、イカそうめんなどのように身を細かく(細く)すると大丈夫ですよ!切られたら生きていられない…のがアニサキスです。格子状に切れ目が入れてあるのは、きっとアニサキス対策なのでしょう。理にかなった調理法と言えます。